校内研修とびうお学習

1 研修主題









 
学校教育目標 心豊かで たくましい子
 
重点目標


 
●よく考え がんばる子
●じょうぶで 元気な子
●やさしく おもいやりのある子
●命を大切にする子
 
研修テーマ
 
「ねばり強く学び 互いに高め合おうとする子」
   
2 「ちえづくり・ひとづくり・ぬまづの教育21」より
  @福祉教育実践校として
    <育てたい21の心>
    21「地域を愛し地域に学ぶ心」の重視
  A福祉教育のテーマ
    「様々な交流の中で育つ 思いやりの心」
3 実践の概要
【活動目標】
  ・外に向けて働きかける活動と、子供同士が共に高まろうとする活動を   通して、学校教育目標「心も体もたくましい子」の実現をめざす。
  ・小規模校の特徴を生かした縦割り活動・児童会活動・総合的な学習を   通して、『高齢者や心身に障害をもつ人と共に生きようとする心(17)』  『他者を大切にし他者に学ぶ寛容な心(4)』『地域を愛し地域に学ぶ   心(21)』を、実践的態度として養う。

【活動の概要】
  地域との交流を図る児童活動 
          伝統の「すもう大会」
  ・縦割りグループ単位で、土俵上の作法、まわしの着け方、技などにつ   いて、上級生が下級生に教えながら練習を積んだ。また、グループの   創意を生かした土俵入りの演技を工夫してつくり上げた。
  ・地域の老人会の方々の協力で「すもう大会」の雰囲気が盛り上がり、   子供たちも、おじいさんやおばあさんたちの声援を受けて力いっぱい   取り組んだ。
  縦のつながりを深める児童活動 
        仲良く がんばる「運動会」
  ・縦割りグループによるリレーに加えて、グループ内の協力や励まし合   いがより深められるということから、メデシングボールを行うという   ことが児童の発意で決まった。
  ・並び方やボールの持ち方などを上級生が下級生に教え、声を掛け合い   ながら練習を進めた。
  ・当日は、お父さんお母さんのチームも交じっての熱戦が見られた。
  総合的な学習および生活科における福祉学習
      
「あたたかい心の目で見つめよう」
  ・4年生の総合的な学習「つくろう!心のバリアフリー」の中の活動の   ひとつである目の不自由な方との触れ合いを、全校に広げて行った。  ・沼津盲学校の芦川先生と盲導犬アンソニーを囲んで、目の不自由な方   との接し方や盲学校の様子などについてお話しを聞いた。
  ・4年生は学級単独でも交流の時間を設け、点字やアイマスクの体験を   はじめ自分たちが取り組んできたことをもとに交流し、学びを深めた。

 研 究 の 成 果
  ・縦割りグループを中心としていることにより、下級生は上級生から学   び、上級生は下級生に教え世話をする活動が繰り返され、グループ内   の人間理解、人間関係が深まっている。『他者を大切にし他者に学ぶ    寛容な心(4)』が育っているといえる。  
  ・本年度は、お年寄りだけでなく、より多くの地域の人たち、さらに目   の不自由な方と触れ合う機会を設けたことにより、人に対する多面的   な理解を深めることができた。様々な交流を通して、地域のくらしを   支え伝統を守ってきた存在に気づき、そうした伝統を自分たちも大切   にしようとする姿が見られる。『高齢者や心身に障害をもつ人と共に    生きようとする心(17)』『地域を愛し地域に学ぶ心(21)』が育   ちつつある。