1.大岡地区センター
 
 かつての大岡村役場の跡地に建てられ、大岡地区の教育・文化・住民相互のコミュニケーションの拠点として、広く利用されています。会議室や和室、図書室などの施設と、沼津市役所の大岡出張所があります。
 大岡小学校のすぐ北側にあり、先生方の会議や研修会等にも多く利用させてもらっています。




2.
忠魂碑

過去の戦争で戦死された方々の慰霊碑で、大岡地区センターの敷地内にあります。
 大岡地区からもたくさんの人が戦争にかり出されていたことがわかります。
 今でも年に一度、慰霊祭が行わています。



3.
JR大岡駅

 

 戦時中、軍需工場への通勤者のために特設されていた御殿場線大岡駅を、昭和21年一般利用客のために一般の駅として開設したという歴史があります。
 現在では地元住民のほか、沼津市街地方面、御殿場・裾野方面から多くの通勤・通学客が利用しています。

 大岡小学校も遠足の時などに、お世話になっています。

4.門池

 鎌倉時代より上津池の名前で存在していました。農業の普及にともなって農業用貯水池として重要視され、正保2年(1645年)に牧堰用水の補助貯水池として竣成されました。その後、貯水能力の減退が見られるようになったため、昭和3年(1928年)から県の改良事業が施され、ほぼ現在の門池の形ができあがりました。
 現在では親水公園として整備が進められ、親子連れや釣り愛好家でにぎわっています。春には桜の花も美しいです。





5.三明寺遺跡  

  昭和15年(1940年)の発掘調査で経筒が確認され、経塚の存在が明らかになりました。これは1194年に三明寺境内に造られた経塚で、100部の写経を埋納するために造営されたものであることがわかりました。
 発掘された6組の経筒は、国宝として東京国立博物館に保管されています。
 現在、三明寺の地名を残す門池北側の広大な敷地は自由広場として市民に開放される一方、市教育委員会による発掘調査が進められ、旧石器時代〜古墳時代の遺物・遺構が確認されています。


6.牧堰(まきせぎ)


 戦前、沼津の代表的な稲作地帯として栄えた大岡地区も、かつては「中石田」等の地名が物語るように、土地は荒れ、日照りの害に苦しむ土地でした。
 慶長6年(1601年)、沼津藩城主・大久保忠佐の許しを得て、関九左衛門の指導のもと、小林村など8カ村の農民が力を合わせて堰を造りました。その後、15カ村の農民が堰造りにかかわり、大岡地区をはじめ東間門までの田が潤されるようになりました。
 しかし、水が少ないときは下流の村々に水が行かなくなり、水争いもしばしば起こったようです。







7.大岡交番               8.矢崎電線株式会社 沼津製作所

















9.大岡駅前郵便局


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