校区の紹介

(1)自然的環境
  南には天城連山に連なる達磨山・井田火山が形成した山裾が大きく広がり、尾根状の小高い丘になっている。また北は波静かな奥駿河湾に接し、東西に伸びる海岸線は、大小様々な湾をつくっている。
  青海原をへだてて千本松原・愛鷹山を前景に霊峰富士の秀麗な姿を仰ぎ、山紫水明、風光明媚な自然環境に恵まれた所である。まさに、「西浦は海よし山よし人もよし」という環境といえよう。
(2)地域的環境
  海岸線の入江近くの平地やそれに続く斜面を造成して9地区が点在している。校区面積32キロ平方メートル、人口2128人、戸数571戸(平成15年4月1日現在)である。
  産業は、古くは沿岸漁業や山林業から現在は農業へと転換し、特に柑橘栽培では、品質の改善・改良・技術革新・勤労・努力によって飛躍的発展を遂げた。その後一時期、低迷が続いたが、現在厳しい市場を乗り越えるべく新品種等への切り替えも盛んである。しかし、柑橘専業農家は減り、兼業で生計を立てている家庭が増えている。
  本校は学校の中心部にあるものの、東西に帯状に長い地域であるため、子供の通学距離が長く、4割の子供(江梨、久料、河内)がバスを利用している。