これからも、よろしくね!

夏の原村交流

<1日目 7/15(火) 出会いの会、海遊び>

文化センターに原小の友だちがやってきました。これまで、写真でしか見たことのない交流相手との対面です。 原小のみんなを迎えるのは、戸田の特産タカアシガニの飾り。歓迎の気持ちが伝わるように、丁寧に準備しました。 交流の班に分かれて、自己紹介をしています。最初は緊張したけれど、何となく仲良くなれそうな気持ちが出てきています。
御浜に移動して、海遊びです。御浜では戸田小の全校児童が原小の友だちが来るのを心待ちにしていました。この日は天候に恵まれ、絶好の海水浴日和でした。 御浜のシンボル「ミッシー」をめざして泳ぎ出すみんな。海上では、ボートに乗ってボランティアの方が監視をしてくださいました。 休憩時間には、砂に埋まる原小の子。初めて海で泳ぐ子もいたようです。砂に埋まるのを楽しみにしてきたのかな?
原小の子が捕まえたのは「キンセンガニ」。泳ぐのが上手で、すぐに砂の中に潜ってしまうカニなんです。この日は、「イザリウオ」も見ることができました。 仲良くなるには一緒に遊ぶのが一番ですね。いい笑顔を見せてくれる原小と戸田小の5年生同士。 こちらでも、5年生同士の交流が深まっていました。(仲良くなれそう!)って思った気持ちは、やっぱり当たっていました。
安全監視や水分補給のために、保護者や地域の方々が応援にかけつけてくださいました。おかげで安全に楽しい時間を過ごすことができました。 活動の最後は、班ごとに反省会を持ちました。きちんとした態度に、この交流にみんなが真剣に取り組んでいるのが分かりますね。 原小の皆さん、戸田の海での海遊びはどうでしたか?楽しかったかな?ぜひ、また戸田に来て一緒に海で遊びたいですね。

<2日目 7/16(水) 海釣り体験、お別れの会>

初めて釣りをする子もいるようなので、道具の使い方や餌の付け方、釣り方を教えてあげるのが僕たちの役目です。目標は、全員に釣ってもらうことだよ! さっそく釣れたのは、「サンシチ」。僕らにとっては見慣れた魚だけど、じっと見つめる原小の友だちがちょっぴり新鮮でした。 この日一番の大物は、ボラ。強い引きだったので、釣り上げた友だちもびっくりしている様子です。
こちらもサンシチ。でも、このうれしそうな笑顔を見てください。僕たちまでうれしくなっちゃいますよね。 「餌を入れたら、あんまり動かさない方がいいんだよ。」適切なアドバイスを送ります。 これまたいいサイズの魚が釣れました。これはカワハギです。食べるとおいしいんだよ!
ふとバケツを見ると、大きなクラゲが入っていました。泳いでいたのを網でゲットしたそうです。 釣りが終わって、班ごとに活動の感想を発表し合いました。自分の考えをしっかり伝えるように頑張りました。 いよいよお別れの会を迎えます。これまで練習してきたように、外でも大きな声で話すように心がけました。
原小の友だちも感想を聞かせてくれました。いろんな体験ができて楽しかったという話を聞いて、ホッとしました。 昨年の先生方の交流の際に出された「両校の児童で何かをつくりあげるような活動ができないだろうか。」という考えが、合唱という形となって実現しました。 戸田小を代表して、この交流活動の感想を発表するNさん。堂々とした立派な態度でしたね。
原小の校長先生もとても感激してくださいました。特に、僕たちのもてなしの心が素晴らしかったとほめていただき、僕らの方が感激しました。 海をバックに全員で記念撮影!この1枚は一生の宝となる写真になることでしょう。 名残惜しいけれど、これからも交流していくことを確認し合って握手で見送りました。
「気をつけてね。」
自然と相手を気遣う言葉が出てくるようになるのがこの交流の素晴らしさだと思います。
バスから身を乗り出して、答えてくれる原小の友だち。また、冬に会うときまでにお互いに成長していようね! 2日間の交流を終えて、活動を振り返りました。この活動を通して学んだことはたくさんありました。

5年生になった時から少しずつ準備をしてきた夏の原村交流でしたが、自分たちで考え、行動することを通していろんなことを学ぶことができたと思います。それをこれからの学校生活に大いに発揮していきたいと思います。また、原小の友だちとふれあうことで、心のつながりもできてきました。このつながりをもっと強いものにしていけるようにこれからも交流を頑張りたいと思います。僕たち5年生の活動をこれからも見ていてください!